創世記

今週のメッセージ
「荒んだ心の結末。」 創世記37章18~27節

先週お話ししたように、生き抜くために一生懸命であった父、父の愛を勝ち取ろうと争った姉妹の母のもとに生まれた息子たち12人は、付けられた名前からして親の欲望の現われでした。 49章には、父ヤコブが息子たちに語った預言があり […]

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「神が私についておられる。」 創世記31章36~43節

ヤコブは、ラバンに騙されて愛するラケルの代わりに姉のレアとも結婚されましたが(創世29・20-28)、「主はレアが嫌われているのを見て、彼女の胎を開かれた」(29・31)。レアは生まれた長男にルベン(私の息子を見てくださ […]

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「神と人と戦って勝つヤコブ。」 創世記32章22~30節

ヤコブの性格は、「穏やかな人で、天幕に住んでいた。」(創世記25・27)。野に住むエサウに比べて、母親と共に住み、滑らかな肌(27・11)を持つ優しい男性でした。ところが、神の祝福を受け継ぐ者とされた後には激動の人生が始 […]

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「呪いを覚悟して子の祝福を願う。」 創世記27章6~13、32、33節

「見よ。なんという幸せなんという楽しさだろう。兄弟たちが一つになってともに生きることは。それは頭に注がれた貴い油のようだ。それはひげにアロンのひげに流れて衣の端にまで流れ滴る。それはまたヘルモンからシオンの山々に降りる露 […]

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「あなたは主に祝福されています。」 創世記26章24~31節

イサクがリベカと結婚したのは「四十歳であった。」(25・20)。妻リベカがなかなか子どもを産まないので、「自分の妻のために主に祈った。・・主は彼の祈りを聞き入れ、妻リベカは身ごもった。」(21)。イサクは、決して他に妻を […]

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「神がイサクに定めた嫁リベカ。」 創世記24章12~21節

アブラハムは歳を重ねていたが、「主はあらゆる面でアブラハムを祝福しておられた。」(24・1)。残る懸念は、愛する息子イサクの嫁探しでした。異教を信じる俗悪なカナン人から嫁を得たら大変なことになると、長い人生の中で学んだア […]

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「寄留者、奴隷となった後に与えられる。」 創世記15章6~17節

「アブラハムは主を信じた。それで、それが彼の義と認められた。」(6)とされまほうが、実際には、その約束の成就には、「あなたは、このことをよく知っておきなさい。あなたの子孫は、自分たちのものでない地で寄留者となり、四百年の […]

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「夫を愛し、仕え支えたサラの生涯。」 創世記23章1~9節 

アブラハムが妻サラとカナンの地を目指して旅立ってから62年が経ち、それでもなお「寄留者」として妻サラが死にました。アブラハムは「サラのために悼み悲しみ、泣いた。」(2)。流浪の民として長い年月を共に過ごした妻を失ったアブ […]

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「犠牲は信仰の証明。」 創世記22章6~14節

日本人の宗教性を考えると集団的、或は風土的なものが多いように思います。神社などのお祭りは風土的であり、神輿などは集団的で、個人の信仰はその行事に帰依しているかどうかによって周囲に測られているようです。初詣やお札は、他から […]

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「必死に生き抜ける。」 創世記20章1~8節

日本での暴動的な事件は、あさま山荘事件くらいでしょうか。連合赤軍による警官隊との壮絶な銃撃戦や鉄球による家の破壊は、暴力の恐ろしさを覚えました。日本人は、戦争や暴力をその後、あまり体験していません。世界では、暴動やテロは […]

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