詩篇
「年老いてもなお。」 詩篇92章5~15節
世の中は、成功者になること、金持ちになることを望む人々で満ちています。しかし、富や成功を求めるということは限りのない欲望で満たされることはないでしょう。 私は皮肉な人間なので、絶世の美女が着飾っているのを見ると、大変だ […]
「家族は助け合う。」 詩篇133章1~3節
先週は、「神の家族」について語りました。当教会の理念にあるように、「教会には多種多様な人々が神によってこの世から召し出されてくる。」のです。生まれ、育ち、環境、その他によって全く違った考え方や習慣が形成されます。ただ、そ […]
「井戸の呼び水。」 詩篇84篇1~12節
地下水が自然に湧き出て来るのが泉です。井戸は、地下水の水脈に人工的に掘り下げ、その穴が崩れないようにしたものです。泉でも、水脈が涸れたり、塞がったりすれば湧き出なくなります。井戸も同様です。 イサクは、土地の人々に妬ま […]
「苦しみにあって幸せでした。」 詩篇119篇65~75節
神を信じて敬虔に生きることが理想的であり、それを求める人は多いとおみます。ところが、人は本来、罪人であり、自己中心であって、「彼らの心は脂肪のように鈍感です。」(70)。そして、敬虔に生きるよりも、高慢に生きて、人や組織 […]
「幸いなことよ、主の御教えに歩む人。」 詩篇119篇1~11節
私が初めて教会に行ったのは、1975年12月19日の学生伝道会の終わった後でした。21日の日曜学校クリスマス大会に誘われ、何か神に囲まれたような不思議なものを感じました。ただ、その伝道者の説教は、論理的に変だと思いました […]
「若い頃の罪や過ちを忘れてください。」 詩篇25篇1~11節
前橋高校卒業50年の同窓会に参加しました。405名の内30名が死去しており、参加者は60名でした。実は、名前だけ憶えている人が3名で、顔は全くわからず、皆、おじさんになっていました。私はトランペットを吹いていたことは覚え […]
「子どもは神からの預かりもの。」詩篇127篇1~5節
欧米では戸籍制度はなく、個人単位で国家に登録されます。性(苗字、氏)は血縁集団を現わし、明治8年(1875)に氏の使用が義務化されるまでは、庶民は名だけでした。1876年には「夫婦別氏」が原則で、1898年に「夫婦同姓」 […]
「喜びの中に生きる。」 詩篇149篇
「まことに御怒りは束の間、いのちは恩寵のうちにある。夕暮れには涙が宿っても朝明けには喜びの叫びがある。」(詩篇30・5)の讃美が夕暮れに浮かんでくることがよくあります。私は愚痴を言いませんし、弱音も吐きません。でも、確か […]
「神の創造を喜ぶ。」詩篇19篇1~14節
絶景に感動する人は多くおりますが、神の創造の業を讃美する人は日本人では少ないでしょう。現代科学は、神の創造ではなく、進化の産物として世界を教えます。科学者ドーキンスの『神は妄想である』という著書は100万部も売れ、ヒトゲ […]
「主は私の羊飼い。」 詩篇23篇
終末の裁きの時に、全ての人は裁きの座の前に集められます。「人の子は、羊飼いが羊を山羊からより分けるように彼らをより分け、羊を自分の右に、山羊を左に置きます。」(マタイ25・32.33)。羊とは、「世界の基が据えられた時か […]








