「信仰・希望・愛。」　Ⅰコリント13章13節　船津行雄牧師

2024年7月21日 2024年7月28日

MYoshi

私たちは、いつまでも残るもの「信仰・希望・愛」を持っています。

第一に、「信仰」です。

　信仰とは、イエス・キリストを唯一の救い主と呼び、その方は「神の子」であり、十字架について私たちの罪を背負い身代わりに死んでくださったお方。しかし、３日目に墓からよみがえられ、人間の救いを完成してくださった。天に帰られたこの方は、聖霊を送り、今日、教会に住み、私たち信じる者に内住しておられます。また、私たちの交わりの中におられます。ハレルヤ！　主を崇めます。

　マタイ９・20には、１２年間、長血で苦しんでいた婦人がイエス様の後ろに来てイエス様の着物に触ったことが書かれています。彼女は、イエス様の着物に触りさえすればきっと治ると信じたのです。彼女はそうしました。そして、イエス様から力が流れ、彼女は癒されました。イエス様は振り向いて「娘よ、しっかりしなさい。あなたの信仰があなたを治したのです。」と言われました。信仰の恵みです。

　柏崎先生が、マリヤ・クリニック、ヨーゼフ、教会、牧師館が入る建物の建設計画を持っていることを聞きました。素晴らしいことですね。「あなたの信じた通りになる」。皆さんも献金して協力してください。

　第二は、「希望」です。

　詩篇３９・7で「主よ、今、私は何を待ち望みましょう。私の望み、それはあなたです。」続けて、「私の全ての背きの罪から私を助け出してください。私を愚か者のそしりとしないでください。」と言っています。

　「私の望みはあなたです。」を実感できるために、現実の生活を知る必要があります。「主よ、私にお知らせください。私の終わり、私の齢（よわい）がどれだけなのか、私がどんなにはかないかを知ることができますように。ご覧ください。あなたは、わたしの日を手幅になされました。私の一生は、あなたの前ではないのも同然です。まことに、人はみな盛んな時でも、全くむなしいものです。」（３９・4.5）。

　様々な矛盾、心の葛藤を感じながらも、真の望みを探します。そして、詩篇の著者は発見しました。「私の望みは主イエス様あなたです。」皆さんも、そう思ってくださいますように。

　私も、この３月で満８０歳になりました。多くの方が引退されている中で、私は新しい歩みを始めています。「終わりの日に、私の霊を全ての人に注ぐ。すると、・・青年は幻を見、老人は夢を見る。」（使徒２・17）。葉山の湘南国際村センター、アゼリヤ室で第４日曜２時半から４時に集会を始めました。トラクトを一軒一軒配っています。２月から、１０人以上集まっています。９月から、三浦半島の最南端、三浦市にも開始します。お祈り下さい。「神は１０人の正しい者がいればソドム・ゴモラの町を滅ぼさない。」と言われたのです。ですから、全ての町に最低１０人以上の主を信じる人が必要なのです。魂の救い、地震からの救い、多くの若者の交流の場としてです。三浦市が１０人になったら小田原に行きます。このように、「私の望みは、あなた」ですと言えるのです。

　最後、三番目は「愛」です。

「いつまでも残るのは信仰と希望と愛、これら三つです。その中で一番すぐれているのは愛です。」と、愛は一番優れていると言われました。愛のある所に神は存在します。

神の愛を深堀してみましょう。

・神の創造について創世記１～２章に書かれています。人間は６日目に造られました。

・神は人間の為に良いものを造られました。神が最も愛したのです。

・神の愛、全てをもらいながら、まだもっとあるよ、というヘビ・悪魔に誘われ、「園の中央の木の実を食べてしまい」罪を犯したのです。

・アダムとエバはエデンの園から追放されました。

・神の愛は、ひとり子イエス・キリストをこの世に送り、罪の身代わりとして十字架に付け、３日後の復活を通して人類の救いを完成されました。

・その神のくださった愛を知り、クリスチャンになった人は、神への礼拝を守るものです。

私は、教会の主管者も主任牧師も、娘夫妻に譲りました。ですから自由の身です。毎日３時間、妻のいるホームに行き、妻と時を過ごします。私の最も幸せな時間です。

妻は、ひと月前、とても調子が崩れました。両手から水が吹き出し、両足がパンパンに膨らんだのです。お医者さんは、「一週間後に天国から迎えがきても、一か月後に迎えが来ても、一年後に迎えがきても驚かない。」と言ったので、病院からホームに戻りました。眠ったような日が何日も続きました。食事も入らなくなりました。私は食事の補助を申し出て、３日間１時間かけて６０％食べるようになりました。今は、毎日目を開けています。愛の勝利と思いました。