今日まで守られ 292(273)

今日まで守られ 来たりし我が身
つゆだにうれえじ 行く末などは
如何なる折りにも 愛なる神は
全ての事をば 良きにし給わん

か弱き者をも かえりみ給う
我が主の恵みは この身に足れり
にぎおう里にも 寂しき野にも
主の手にすがりて 喜び進まん

主の日ぞいよいよ 間近に迫る
浮き世の旅路も しばしの間のみ
間もなく栄えの 御国に行きて
ときわに絶えせず 我が主と住まわん