「今も私は壮健です。」 ヨシュア14章7~14節

高齢になっても壮健であることは、誰にとっても願いであると思います。72歳の私にとっても、これからのことであり、課題であります。Aiによると、「健康を維持し、生きがいを見つけ、人間関係を大切にし、生活の基盤を整えることが重要です。」とあります。

 誰でもそうできれば問題ないでしょうが、実際にはそういう理想を求めて、そうでない自分や伴侶に不満を募らせて不平や小言をいうことになっているようです。つまり、理想を抱かせることによって、劣等感や不安などをもたらせるのです。そのようにして、健康や身体に支出させ、趣味や交流を促すサークル活動やスポーツをさせ、蓄財を促すのです。それらを十分に果たすことができる人は少数であり、高齢になって振り返れば、自分を失格者、脱落者とみなして失意の老後をもたらすのです。

 功利主義の害、主知主義の害を話してきました。今日は、理想主義の害をお伝えします。もし、若い時からこのような理想を目指して育つと、自分勝手で排他的な人になります。友人は、自己犠牲と寛容からできるので、そのような人には友がいないでしょう。仕事も、自分の成功ばかりを考える人を助け協力する人はいないでしょう。ドジャースの山本投手や大谷選手が尊敬されるのはチームの為に自己犠牲を惜しまないからであり、自己研鑽を積んでいるからです。

 高齢になって、長生きや健康、財産の保全を考えると、伴侶は邪魔となり、離婚や別居を目論みます。合理的で倹約した生活、自分の健康管理を優先した日々を過ごそうとします。自分の主張を変えず、周りの人を思い通りに動かそうと要求します。「しかし、神は彼に言われた。『愚か者、おまえのたましいは、今夜おまえから取り去られる。おまえが用意した物は、いったいだれのものになるのか。』」(ルカ12・20)。

 カナンの地の斥候として12部族から一人ずつ選ばれました。12人の報告は、「あの民のところには攻め上れない。あの民は私たちより強い。」(民数記13・31)と報告し、全会衆は「大声をあげて叫び、民はその夜泣き明かした。」(14・1)。「すると、その地を偵察して来た者のうち、ヌンの子ヨシュアとエフンネの子カレブが、自分たちの衣を引き裂き、 イスラエルの全会衆に向かって次のように言った。「私たちが巡り歩いて偵察した地は、すばらしく、良い地だった。もし【主】が私たちを喜んでおられるなら、私たちをあの地に導き入れ、それを私たちに下さる。あの地は乳と蜜が流れる地だ。ただ、【主】に背いてはならない。その地の人々を恐れてはならない。彼らは私たちの餌食となる。彼らの守りは、すでに彼らから取り去られている。【主】が私たちとともにおられるのだ。彼らを恐れてはならない。」(同6-9)と叫びました。神は、カレブとヨシュアの他には「おまえたちを住まわせるとわたしが誓った地に、だれ一人入ることはできない。」(同30)と怒りました。

 私には、高齢の恐れは、カナンに入る恐れと似ているように思われます。人々は、信仰が無ければ恐れる傾向にあります。そして、「全会衆は、二人を石で打ち殺そうと言いだしました。」(同10)。人生には、恐れは付きものです。しかし、神は「恐れてはならない。」と聖書の中で36回も警告しています。恐れたうえで、神に祈り求めても、それは信仰ではなく、不信仰に基づいた願いなので、聴かれるはずがありません。恐れは、排他的にもなり、人を傷つけることにもなります。

 「カレブは、他の者とは違った霊を持ち、わたしに従い通した」(同24)。この時、カレブは40歳でした。そして、今日の聖句は85歳です。なぜ壮健なのでしょう。それは恐れないで生きているからです。

 祈祷会でも話しましたが、2014年に私は健康を害しており、更にいろいろな心労で、引退を考えていました。静養を考えて、長柄の土地を買おうと思いましたが、高額なので諦めました。更に、問題が起こり、引退ができないとわかって苦しみました。そのうちに、値段が私の要望の通りに半額以下になり、買うことができました。土地を耕し、構築整備しているうちに逞しくなり、すっかり健康になりました。そして、自分の弱さと頑固さを認めて、仕事を任せ、人の意見を聞くようになって、業績も上がりました。

 当時、恐れていることは口に出さなかったけれど、主は私を慰めてくださいました。長柄での野外活動は、私の霊性を高め、思いを深めてくれました。「今や私は壮健です。」教会のビジョンは深まり、展開し、クリニックとヨーゼフも、AIやITを活用しています。来週は予算総会です。さらに、千葉福音キリスト教会の発展を期して、恐れずに活動していこうではありませんか。ネット・チャーチも、一般社団法人も、会堂の建築拡大も計画しています。

ヨシュア14章7~14節

  • 14:7 【主】のしもべモーセがこの地を偵察させるために、私をカデシュ・バルネアから遣わしたとき、私は四十歳でした。私は自分の心にあるとおりを彼に報告しました。
  • 14:8 私とともに上って行った私の兄弟たちは民の心をくじきました。しかし私は、私の神、【主】に従い通しました。
  • 14:9 その日、モーセは誓いました。『あなたの足が踏む地は必ず、永久に、あなたとあなたの子孫の相続地となる。あなたが私の神、【主】に従い通したからである。』
  • 14:10 ご覧ください。イスラエルが荒野を歩んでいたときに、【主】がこのことばをモーセに語って以来四十五年、【主】は語られたとおりに私を生かしてくださいました。ご覧ください。今日、私は八十五歳です。
  • 14:11 モーセが私を遣わした日と同様に、今も私は壮健です。私の今の力はあの時の力と変わらず、戦争にも日常の出入りにも耐えうるものです。
  • 14:12 今、【主】があの日に語られたこの山地を、私に与えてください。そこにアナク人がいて城壁のある大きな町々があることは、あの日あなたも聞いていることです。しかし【主】が私とともにいてくだされば、【主】が約束されたように、私は彼らを追い払うことができます。」
  • 14:13 ヨシュアはエフンネの子カレブを祝福し、彼にヘブロンを相続地として与えた。
  • 14:14 このようにして、ヘブロンはケナズ人エフンネの子カレブの相続地となった。今日もそうである。彼がイスラエルの神、【主】に従い通したからである。

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MYoshi
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