597(635)「父なる神の恵みは」

父なる神の恵みは 限りなき海ぞ
ともづなを解きて沖へ 漕ぎ出(い)でて見よや
沖へ出でよ 岸を離れ
主の恵みのただ中へ いざ漕ぎ出でよ

世の人は岸に立ちて 沖をば見るのみ
主の恵みの深さなど あえて知らんとせず
沖へ出でよ 岸を離れ
主の恵みのただ中へ いざ漕ぎ出でよ

ある者はわずか漕ぎて 遠く乗り出(だ)さず
返る波に呑まれたり 船と、もろともに
沖へ出でよ 岸を離れ
主の恵みのただ中へ いざ漕ぎ出でよ

乗り出(い)だせ沖を指して 恵みの潮(うしお)の
瀬(せ)に流されてすべてを 主に任すまでは
沖へ出でよ 岸を離れ
主の恵みのただ中へ いざ漕ぎ出でよ