「人の歩みを強める神。」 箴言16章1~9節 櫻井圀郎協力牧師
1節「人間(アダム)に心の配列。神(ヤハウェ)から舌の反応」。
「心の配列」とは、自分の考えや思惑、「舌の反応」とは、言葉による答えということでしょう。人間には自分の思いがあるが、神の答えは違うという風にも読みとれ、自分なりの思惑を持つことが悪いことのように解されがちですが、そうではないでしょう。人間に、計画、期待、希望、夢があり、ビジョンを持つとき、それに対応する神の言葉があるのです。言葉なる基督であり、内住の聖霊が共にいる、それは絶対的な強みです。基督を信じた人は基督と一体です。神の聖霊が心に宿っています。考え、行動、知力、体力、世の人とは違います。神を否定する人の宣伝に乗せられないでください。
2節「男(イシュ)の道の全て、男(イシュ)の目には純粋。神(ヤハウェ)は霊(ルーアッハ)を評価する」。
自分の歩みが正しい、純粋、純潔だと思えば、神は必要ありません。神を否定し、神を閉ざしてしまいます。残念ながら、多くの日本人が、折角与えられた、あるいは与えられようとしたチャンスを自ら捨てているのです。そのような人には、悪魔が強く誘惑します。
3節「汝の働きを神(ヤハウェ)に転がせ。汝の計画は堅く立てられる」。
「神(ヤハウェ)に転がす」とは、「神に移す」「神に委ねる」という意味です。自分の働きを神に委任するのです。委任とは自分のすることを他人に任せることです。他人に委任して為した行為は他人がしたのに自分がしたことになります。委任するには相手を選ぶ必要があります。肩書きや資格だけで、希望通りの仕事ができるわけではありません。誤ると大変のことになります。天地万物の創造主なる全知全能の神に、自分の仕事を委任する、これは最善です。全能の神が自分に代わって業務を行うのですから、完全です。
4節「神(ヤハウェ)は万事を神(ヤハウェ)の目的の為に為す。悪者さえ災いの日の為に」。
神は、天地の創造主です。神は御自身の目的のために万物を想像され、万事を取り行っています。神の意思によらない物はなく、神の意思によらない現象もないのです。私達に対して悪を図る者は多数います。その悪者は私達のためなのです。悪者がいることによって、私達の行動を戒め、私達を整え、私達の成果を促しているのです。私達が何かをやろうとしていて障害が発生したり妨害が入ったとき、これは神からの警告だと理解するのです。やろうとしていたことが頓挫して嘆くのではなく、もしそれがなっていたら陥っていたかもしれない事態を思って、それを留めて下さった神に感謝するのです。
5節「神(ヤハウェ)の嫌悪、心の昂り(たかぶり)の全て。手の上に手。刑罰を免れない」。
心に昂るとは、神の前に昂ることです。 その一つは、金、金銭に依存することです。全て悪魔が操っているのです。
6節「恵みと真実にて罪は贖われる。神(ヤハウェ)の恐れにて悪を離れる」。
「恵みと真実」は「愛と義」という意味です。「罪」とは、神の言葉に反抗することです。この罪のために、人間は天国に入ることができず、地獄に堕ちることになります。「罪の贖い」とは、罪の債務を弁済して罪を解消することです。罪を解消すれば、神の前に正しいとされ、神の国、天国に入ることができます。もっとも、罪の贖いの代価は「罪のない生命」ですから、私達人間には弁済不可能な債務です。その代価を代わって払ってくれるのが基督です。基督の愛と義に基づいています。世界の創造者、神を恐れるとは、世界の秩序を守るということです。神を恐れない物は悪事に走り罪に陥り罰を免れません。
7節「神(ヤハウェ)は男(イシュ)の道を喜ぶとき、男(イシュ)の敵さえ男(イシュ)と和平させる」。
神はご自分の民を、常に擁護されますから、民に敵対していたものすら民と和平するのです。敵すら味方となるのですから、民の勝利は安易で、民の利益は大きく、民の立場は高くなり、民の仕事は大きくなります。
8節「正義における僅かな繁栄は公義なしにおける収穫に勝る」。
正義の繁栄とは、神にある繁栄であり、公義なしの収穫とは神なしに得た金銭的な収益のことです。世界は、神か金かで成っています。神を信じない者は、金を信じます。金さえあれば何でもできると思っていますが、金にそんな力はありません。
9節「人間(アダム)の心は人間(アダム)の道を企む。神(ヤハウェ)は人間(アダム)の歩みを強める」。
人間は自分の道を自分で考えますが、神にあって人間の歩みは強められるのです。若い人も、高齢の人も、自分の道を自分で何とかしようと精力を尽くしています。「他人に頼らず、自分で自分の道を拓け」とか「他力本願ではなく、自力本願だ」と教えられてきたのでしょう。それは、無神論の世界観です。
神の秩序に中に生きることは、他力本願ではありません。神の世界で、神の秩序に従って生きるとき、神がその人を最もふさわしい形に導かれ、その人の能力を最大限に発揮させ、その人を強く、大きく育てられるのです。
箴言16章1~9節
- 16:1 人は心に計画を持つ。しかし、舌への答えは【主】から来る。
- 16:2 人には自分の行いがみな純粋に見える。しかし、【主】は人の霊の値打ちを量られる。
- 16:3 あなたのわざを【主】にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画は堅く立つ。
- 16:4 すべてのものを、【主】はご自分の目的のために造り、悪しき者さえ、わざわいの日のために造られた。
- 16:5 心の高ぶりはすべて【主】に忌み嫌われる。断じて罰を免れない。
- 16:6 恵みとまことによって、咎は赦され、【主】を恐れることによって、人は悪を離れる。
- 16:7 【主】が人の行いを喜ぶとき、敵さえもその人と和らがせる。
- 16:8 正義によるわずかなものは、不正による多くの収穫にまさる。
- 16:9 人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、【主】が人の歩みを確かにされる。
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