使徒の働き
「皆が聖霊に満たされ。」使徒2章1~13節
イエス様が昇天され、残された弟子たちは自分たちへの迫害が予想される状況で、普段の生活をすることもできず、エルサレムで一部屋に集まって「心を合わせ、祈りに専念していた。」(使徒1・14)。「120名ほどの兄弟たちが集まって […]
「決して悟らない人々」使徒28章23~31節
「正常性バイアス」という言葉があります。自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のことです。自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それ […]
「この曲がった時代から救われなさい。」使徒2章23~41節
感染症の広がりをエピデミックEpidemicと言いますが、コロナウイルスよりも怖いのが、インフォデミックInfodemic人々の不安や恐怖をあおる情報の氾濫と言われ始めました。不安やストレスにより他者に攻撃的になる人々や […]
「主義主張で人を殺す。」使徒の働き9章1~17節
躾であるとして、子供を虐待する人々がいます。昨年はスポーツにおけるハラスメントが大きく問題になりました。主義主張が人を攻撃し、傷つけることにもなることはしばしば起こります。ハラスメントは、「嫌がらせ、いじめ」とも訳され、 […]
「神に受け入れられた印。」使徒の働き10章34~47節
神の国に男女の違いはないということをお話ししました。当然ながら、地上の国籍も関係ありません。文化や風習も引きずりません。国家の違い、民族や人種の違いに拘泥する人は、神の国の基準を満たしていない証拠となります。 今日の […]
「天使が語り掛ける人」使徒10章30~36節
クリスマスの4つ前の日曜日からアドベントが始まり、カトリックでは教会歴はこの日から始まるそうです。それは、1月1日ということではなくて、教会の暦がアドベントから始まるのです。なお、カトリックでは受胎告知の日を9か月前の3 […]
「信仰の偏見からの解放」使徒10章11~22節
信仰の基準は聖書に記されています。聖書を知らない人に対しても、「律法を持たなくても、自分自身が自分に対する律法です。・・・律法の命じる行いが彼らの心に書かれている」(ローマ2・14.15)として、良心が、神の人に対する裁 […]
「受けるよりも与えるほうが幸いです。」使徒9章36~43節
クリスチャンでなくても気前の良い人はおります。気前が良い人の周りには人が集まり、人に好かれます。ケチでなくても、損得勘定の人には、親友はできず、部下もついて来ません。子供でも、自分の親が自分の為に犠牲を払ってくれた経験が […]
「神の計り事を覚える。」 使徒7章58~8章8節
私たちは、良いこと、都合の良いことがあると喜び、悪いこと嫌なことがあると悩むものです。更に、悪いことが続くと、神に不満をもったり、信仰も気力も衰える人が多くおります。 敬虔な筆頭執事ステパノが殺され、迫害が激しくなっ […]
「心と耳に割礼を受けるか。」使徒7章51~60節
訴えられた者に弁明の機会を与えるのは「ローマの慣例」(使徒25・16)でした。それでイエス様は、弟子たちに訴えられ捕えられる終末の時に「証しの機会となります。それでどう弁明するかは、あらかじめ考えないことに、心を定めて […]