今週のメッセージ 「どのように人生を建てるか。」 Ⅰコリント3章8~17節

28日に熊本で再び大地震が起きました。2016年に起きた地震の跡を見に、2020年に夫婦で熊本を巡りましたが、石垣の崩れ具合やその他の崩壊は凄いものでした。復旧のために、壊れた個所に番号を振って並べてあるので、熊本城を愛する思いを感じたものです。

 前回は直接死50人、関連死228人で、今回は直接死36人で避難所や救援の対策は全く改善されていなかったようです。驚くべきは、イオンモールでは一度避難した従業員が荷物を取りに戻って被災したことです。危機意識がなく、被災しても、「これくらいなら大丈夫」という「正常性バイアス」が強いのが、現代日本人の特徴です。危機的状況にあっても、周囲の人に合わせる「同調性バイアス」も多い様です。「バイアス」とは、「先入観」、「偏向」、「思い込み」という意味です。

 日本人は、指導力や危機対応力のある人が少なく、災害が起こったり、思わぬ出来事が起こると、どうしてよいかわからず途方にくれるようです。人生設計や人格形成に必要なものはどのようなものでしょうか。

⓵ どのような人生を築くか考え実行することです。

 「わたしのこれらのことばを聞いて、それを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人にたとえることができます。雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家を襲っても、家は倒れませんでした。岩の上に土台が据えられていたからです。」(マタイ7・24.25)。説教を聞いても、聖書を読んでも、生活や考え方に取り入れない人がいます。ただ、聞いているだけで行わないと、災害の時には人生が倒れてしまいます。

② 物事を注意深く受け留め、慎重に行動する。

「聞いていることに注意しなさい。あなたがたは、自分が量るその秤で自分にも量り与えられ、その上に増し加えられます。持っている人はさらに与えられ、持っていない人は、持っているものまで取り上げられてしまうからです。」(マルコ4・24.25)。神のことばを真摯に受け入れ、そこに価値を置く人は祝福されます。物事をおざなりに受け留める人は、自分もまたおざなりに扱われます。

③ 信じたとおりに行動する。

 「アブラハムは神を信じた。それで、それが彼の義と認められた。」(ローマ4・3)「行きなさい。あなたの信じたとおりになるように。」(マタイ8・13)。情報、知識、理屈で判断し行動する人がいます。私は、祈り、考え、人と話し、そして、信仰の道を選びます。打算で生きる人は、打算で諦め、裏切られます。

④ 生き方を深く考えた人です。

 「その人は、地面を深く掘り下げ、岩の上に土台を据えて、家を建てた人に似ています。洪水になり、川の水がその家に押し寄せても、しっかり建てられていたので、びくともしませんでした。」(ルカ6・48)。あまり考えないで生きている人は、試練に立ち向かうことができません。「地面を深く掘り下げ、岩の上に土台を据え」とあるように、自分の為すべきこと、生き方を深く考えるのです。私自身は、災害対策で長柄を買い、今も開拓しています。水は1.6トン備えています。

⑤ 代価と犠牲を計算し、用意することです。

 「自分の十字架を負ってわたしについて来ない者は、わたしの弟子になることはできません。あなたがたのうちに、塔を建てようとするとき、まず座って、完成させるのに十分な金があるかどうか、費用を計算しない人がいるでしょうか。」(ルカ14・27.28)。

 神の国に入ることに「同調性バイアス」の人が多いように思います。クリスチャンといっても、それほど真剣に信仰を守らず、犠牲を払わないで生きている人が多いので、それでも神の国に入れると「誤解」しているのです。

⑥ 一生懸命働いても、主の祝福を求めなければ無益です。

「人を富ませるのは主の祝福。人の苦労は何も増し加えない。」(箴言10・22)。人生の目的のない勤勉や努力は自己満足に終わることが多い。神がおられるならば、その神の御旨に従うことが大事です。

⑦ 神の愛の中に生きることが大事です。

 「私たちが互いに愛し合うなら、神は私たちのうちにとどまり、神の愛が私たちのうちに全うされるのです。」(Ⅰヨハネ4・12)。

 松浦ゆりさんのコンサートは素晴らしいものでした。チラシを3千枚配り、多くの案内をしても、殆ど人は来ませんでした。毎日を生きることに必死なのか、宗教に関心なく好き勝手に生きたいのか、希望も喜びもなく虚しく生きているのか。

「祭りの終わりの大いなる日に、イエスは立ち上がり、大きな声で言われた。『だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。』」(ヨハネ7・37)と叫ばれたイエス様の心情を思い見ます。渇きを感じないで過ごす人ばかりです。私は、引退などとてもできません。

Ⅰコリント3章8~17節

  • 3:8 植える者と水を注ぐ者は一つとなって働き、それぞれ自分の労苦に応じて自分の報酬を受けるのです。
  • 3:9 私たちは神のために働く同労者であり、あなたがたは神の畑、神の建物です。
  • 3:10 私は、自分に与えられた神の恵みによって、賢い建築家のように土台を据えました。ほかの人がその上に家を建てるのです。しかし、どのように建てるかは、それぞれが注意しなければなりません。
  • 3:11 だれも、すでに据えられている土台以外の物を据えることはできないからです。その土台とはイエス・キリストです。
  • 3:12 だれかがこの土台の上に、金、銀、宝石、木、草、藁で家を建てると、
  • 3:13 それぞれの働きは明らかになります。「その日」がそれを明るみに出すのです。その日は火とともに現れ、この火が、それぞれの働きがどのようなものかを試すからです。
  • 3:14 だれかの建てた建物が残れば、その人は報いを受けます。
  • 3:15 だれかの建てた建物が焼ければ、その人は損害を受けますが、その人自身は火の中をくぐるようにして助かります。
  • 3:16 あなたがたは、自分が神の宮であり、神の御霊が自分のうちに住んでおられることを知らないのですか。
  • 3:17 もし、だれかが神の宮を壊すなら、神がその人を滅ぼされます。神の宮は聖なるものだからです。あなたがたは、その宮です。

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MYoshi
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